電子棚札を選ぶ上でサイズは重要な要素です。ここでは、用途ごとのサイズの選び方や価格の目安などを紹介します。
電子棚札のサイズは、使用する目的や環境などによって異なります。サイズが適切でないと読みにくかったり情報を見落としたりして、十分に電子棚札の導入目的を果たせない可能性があるので注意が必要です。例えば価格のみ表示したいなら小型サイズがおすすめですが、ほかの情報を表示したいなら大きめのものを選んだ方がよいでしょう。
また、設置場所に合わせたサイズにすることが重要です。せっかく電子棚札を導入しても、サイズが合わずに設置できなかったら本末転倒です。棚の幅ギリギリではなく、商品が取り出しやすい余裕を持たせたサイズを選ぶとよいでしょう。
まずは使用用途や設置場所を明確にし、そこの環境に合わせてサイズを選定する必要があります。
2.13インチの電子棚札の場合、センチメートル表記にすると「縦3.3cm・横7.2cm」になります。このサイズは、値札を電子棚札に切り替える目的などで使われることが多いです。
値札の設置幅が小さい棚の設置に向いていて、スーパーなどでいうと調味料売り場などサイズの小さい商品が陳列されている棚に使用されます。
4.2インチの電子棚札の場合、センチメートル表記にすると「縦8.6cm・横10.5cm」です。この大きさの電子棚札も値札を置き換えるなどの活用方法があります。
ただし、設置面が大きい棚への設置が効果的で、スーパーだと野菜売り場やカップ麺売り場などが該当します。また、家電量販店やカー用品店などでも使用されることが多いです。
7.5インチの電子棚札の場合、センチメートル表記にすると「縦12cm・横18.5cm」です。比較的サイズが大きい電子棚札は、これまで紹介した商品棚への設置とは異なり、案内板など情報を表示するのに適しています。
例えば、美術館での作品情報やイベント会場の施設案内などで活用することも可能です。
電子棚札は、通常の紙の値札より高価です。メーカーやサイズによってバラツキがあるほか、サイズによっても価格は変動します。大体の相場は以下のとおりです。
1.6~2.6インチの小サイズは1,000~2,000円、4.2インチの中サイズは2,000~3,000円です。7.5インチの大サイズは~9,000円となります。
電子棚札は、無線通信を利用してシステムから取得した情報を表示するため、安定した通信環境が必要です。通信環境の構築やシステムの維持には専門知識が求められる場合があります。
また、電子棚札本体のバッテリーは数年単位で交換が必要なので、定期的な交換作業や在庫管理も運用担当者の負担に。さらに、電子棚札は基幹システムと電子ペーパーを連動して情報を表示するので、紙の帳簿で商品管理をしていては使えません。帳簿を紙で付けている場合、デジタルに移行する必要があります。
通信エラーや端末故障などで価格表示が消失した場合には、直後の営業対応が難しくなるでしょう。システムの構築はもちろん、継続的な管理負担も考慮の上電子棚札を導入する必要があります。
電子棚札の導入における初期費用は製品や導入規模によって変動しますが、一枚あたりの価格は決して安くはありません。スーパーで導入する場合、電子棚札の枚数に応じて数百万円程度の初期費用がかかると考えられます。
このほか、無線通信に必要なシステム構築やアクセスポイントなどの費用もかかるため、初期費用にはまとまった金額が必要になります。導入費用を抑えたい場合、レンタルやリースなどを検討してもよいでしょう。
電子棚札のカラーを選ぶ際は、導入の優先目的を明確にしましょう。人件費・作業負荷を削減したい場合は、2色タイプが向いています。特売品の訴求力を上げて売り上げに直結させたい場合は、3色タイプを強く推奨します。
ブランドイメージを棚札でも表現し顧客体験を追求したい場合は、4色タイプを検討してもよいかもしれません。また、スーパーなど頻繁に特売がある場合には色の切り替えが欠かせません。3色以上が有利といえるでしょう。



※階数の多い大手家電量販店ビックカメラで、全店約50店舗(※)の電子棚札を稼働させた実績あり。参照元:CREiST公式HP(https://www.creist.co.jp/casestudy/biccamera/)2024年11月15日調査時点