ファミリーマートの電子棚札の導入事例や実証実験の取り組みについて紹介します。
ファミリーマートは、国内外で広く展開する大手コンビニエンスストアチェーンです。
「あなたと、コンビに、ファミリーマート」というスローガンのもと、地域に密着した店舗づくりを進めています。また、近年の人手不足や多様化する消費者ニーズに対応するため、店舗運営のデジタル化(DX)にも積極的です。無人決済店舗の展開やセルフレジの拡充など、テクノロジーを活用した新しい買い物体験の提供にくわえ、従業員の働きやすさ向上に向けた取り組みを推進しているのが特徴といえます。
※参照元:ファミリーマート公式HP(https://www.family.co.jp/company.html)

コンビニエンスストアでは商品の入れ替わりが激しく、キャンペーン等による価格変更も頻繁に発生します。こうした背景から、ファミリーマートでは2019年にオープンした実証実験店舗(横浜市・佐江戸店)にて、パナソニックの技術を取り入れた電子棚札を設置しました。
従来は紙の値札やPOPを印刷して1枚ずつ交換する手間がかかっていましたが、電子化によって表示の切り替えをスムーズに行える環境を整えています。このような仕組みは、従業員にとって負担となりやすい細かな作業を省力化し、店舗運営の効率を上げるための有効な手段として検討されています。
※参照元:パナソニック ニュースルーム ジャパン公式HP(https://news.panasonic.com/jp/press/jn190402-2)
同店舗では電子棚札に加えて、顔認証決済やウェアラブル端末、各種センサーといったIoT技術が複合的に導入されました。
価格表示の自動変更と併せて、店内の在庫状況や混雑具合をデータとして把握し、従業員へタイムリーに指示を出すシステムを構築するなど、店舗全体の最適化を図る試みが行われています。単なる値札のデジタル化にとどまらず、店舗全体のDXを見据えたインフラの一部として電子棚札を活用している事例といえます。
※参照元:パナソニック ニュースルーム ジャパン公式HP(https://news.panasonic.com/jp/press/jn190402-2)
50店舗、100店舗と多店舗へ展開する際、システム全体の安定稼働と保守運用の負荷軽減が重要な課題となります。電子棚札の導入をサポートする株式会社CREiST(クレイスト)では、多店舗展開の課題を解決するインフラ構成を提供しています。
店舗ごとにサーバーを設置する必要がなく、全国に店舗が拡大してもサーバー3台のみで運用が可能です。導入後のサーバー保守・管理にかかるランニングコストの抑制につながり、多店舗での効率的な運用体制の構築を支援します。
通信インフラ構築に長けたミライト・ワングループの技術力を背景に、独自の通信ネットワークを構築。電波が飛び交う大型店舗(ビックカメラ全店導入実績など)でも通信トラブルのリスクを低減し、安定した表示切替を実現します。
専門エンジニアによるリモート保守に加え、ミライト・ワングループの全国にある拠点を活かしたオンサイト(訪問)保守に対応。万が一のトラブル時も迅速な復旧対応が可能なため、システム管理者の負担を軽減します。
| 会社名 | 株式会社CREiST |
|---|---|
| 所在地 | 東京都品川区西五反田2-25-2 |
| 公式HP | https://www.creist.co.jp/ |
ファミリーマートの取り組みからもわかるように、電子棚札は店舗スタッフの業務効率を支えるツールとして期待されています。
コンビニエンスストア業界でも深刻化する人手不足に対応するためには、バックヤード業務や細かな店内作業を見直し、労働生産性を高める工夫が欠かせません。作業負担が減ることで、スタッフが接客や品出しなど他の業務に注力しやすくなり、結果として店舗全体のサービス向上にもつなげやすくなるでしょう。
当サイトでは、ファミリーマート以外にもコンビニエンスストアでの電子棚札導入事例をご紹介しています。他社の取り組みや、電子棚札を導入する際のメリット・デメリットについて詳しく知りたい方は、以下のリンクから合わせてご覧ください。



※階数の多い大手家電量販店ビックカメラで、全店約50店舗(※)の電子棚札を稼働させた実績あり。参照元:CREiST公式HP(https://www.creist.co.jp/casestudy/biccamera/)2024年11月15日調査時点